ゾーンに入る
プロスポーツ選手またはなにかの専門家は行動を夢中になって、すべてが上手くいくか、突然わかることは"In the zone"(イン・ザ・ゾーン)と言います。 昨日の稽古と木曜日にあった宮本師範の稽古にはゾーンに入ってしまった。 6月に審査があるので何人かが審査稽古をやりたいと意見があったのでそうしました。 5級・4級を受ける方が多いので基本技をやりました。 合気道は二人で行いますので二人が上手くできなかったらゾーンになかなか入りにくい。 昨日はある人と稽古して、何か不思議なことが起きた:タイミング、間合い、力加減、残心、呼吸はすべて上手くやった。ぶつけることもなく、痛みもなく、すごく気持ちいい稽古できました。 「合気道は動く禅」とよく言われる。 こう言う経験はなかなかないので貴重なことと思います。自分は正しい道を辿っているということでしょう? 明日の稽古は楽しみにしている!


復習
先日は宮本師範によるの稽古だった。約20人は参加して、楽しい稽古だった。 宮本師範は「基本」と「基本技」を区別します。 私たち普段の稽古では多分基本技ばかりやるでしょう: 正面打ち一教表、片手取り四方投げ裏などなど。 師範の稽古では「柔らかい受け」と「接点を密着すること」を重視します。 考え方が面白い。多くの指導者は「今から○○の技をします。」 師範は「この裁きをやります。これはこの技やあの技の元になる。」のような考えをします。 先日は片手取りの体裁きをやりました。体の変更と手の振りかぶりを利用して色々な技を作りました。 目的は受けの位置と力のベクトルを感じながら自由に技をかけるじゃないかと思います。 武道では認識的に技をするではなく、感覚的に技をすることが理想でしょう。 そして動画は一時間の稽古の終わりころに着いた熱心の仲間と復習しました。 受けは力を抜くだけではなく、柔らかく動きをするのが難しいけどその中で成長します。
感 : Perception
「先生、今の技わからない。」 「手の位置はこうですか?それともこうですか?」 「どのタイミングで切ればいい?」 のような質問はなかなか言葉で説明するのが難しい。だから口で説明より実際に無言でゆっくりと技を行う方がいい。 ・吉川英治が書いた「武蔵」で宮本武蔵が宝蔵院に行くときのエピソードがあります。 武蔵がお寺の畑に近道しました。その畑に一人のお坊さんが鍬で手入れして、武蔵のことを無視したようです。 その時、武蔵が威嚇されて、間もなく攻撃されると強く感じました。 その攻撃される予感はあまりに強く、武蔵が飛びあがてしまった。 気が付くと何も変わらなかった。お坊さんの様子は変わったなくて、そのまま手入れ続けた。 その庭師は武蔵に対して何も用がなかったが、武蔵の心が動いてしまった。数ページ後、その庭師は宝蔵院の隣の寺の院長たということがわかる。その院長は後で武蔵と話すときに武蔵が強すぎて、何も危険がない環境は既に危険であること思い込んでいると言って、武蔵はもう少し弱くなりなさいと教えた。 このエピソードは「感」について極端なことですが、例えとしてよく思い